第63回入学式が行われました。
- 公開日
- 2021/04/08
- 更新日
- 2021/04/08
日々のできごと
朝までの雨は上がり、澄み渡る快晴となりました。
4月7日、多数の保護者の皆様のご参列のもと、第63回入学式を挙行いたしました。
入学、おめでとうございます。
2・3年生も無事ひとつ上の学年となりした。
進級、おめでとうございます。
ともに1年間、笑顔で過ごせる学校を目指しましょう。
昨日の校長式辞を掲載させていただきます。
直前まで始業式を中継で兼ねるかどうかを検討しておりましたので、原稿は同時進行版となっております。
実際には、別時間に別場所にて中継を行いましたので、少し内容が違いますが、全校生徒の皆さんにお話しした内容は同じです。
春爛漫の佳き日となりました。
本日ここに、第六十三回生を迎え、入学式を挙行することができました。
皆さん、ご入学、おめでとうございます。
また、モニター越しではありますが、決意も新たに進もうとしている二、三年生も、始業式を迎えることができました。
進級、おめでとうございます。
本校生徒八百二十名が、この日を無事迎えられたこと、そして何より、昨年度とは違い、明日からも皆さんとともに過ごせることをうれしく思っています。
日常を少しずつ取り戻し、一歩ずつ、共に前に進んでいきたいと思います。
Boys, be ambitious.
「少年よ、大志を抱け」
札幌農学校、現在の北海道大学農学部の開校時の教頭、クラーク博士が発したとされる英語のフレーズは、あまりにも有名です。
「志」とは、ある方向を目ざす気持ち、心に思い、決めた目標のことを指します。
「大志」とは、いわば大きな目標、壮大な夢、果ては、成し遂げたい野望なのかもしれません。
これからの人生に大いなる可能性が開けている皆さんが、なにより持つべき大切なもの。
それは、目標や夢「大志」だと思います。
しかし、それらは簡単に抱けるものではありません。
様々な経験や学びの中で、次第に自分の「志」として掲げられるものが生み出されてくるものだと思います。
そんな大志を抱くために、私たちはこの学校で、様々な学びを提供し、様々な出会いや取り組みを展開していきたいと思います。
皆さんが人生で最も有意義であったと言える三年間となり、今後の人生に生きる鍵となるものをちりばめていけるような学校を目指して行きます。
「自分の未来をデザインできる学校」、そんな学校を目指して、私たちも皆さんのために進んでいきます。
でも、大志を胸に抱いて夢を実現するには、自分の未来を真剣に考えて前に進む、あなた自身の「行動力」と「強い心」が必要です。
将来の自分は、現在の自分の結果です。
自分の可能性を信じ、少しずつ育てていけば、きっと大きく成長をしていきます。
皆さんにとってこの学校が「可能性への挑戦」の場となることを期待しています。
令和三年度が皆さんにとって最高の一年になるよう、しっかり支えます。
あなたがすべきことは、自分を磨くこと、仲間と学び合い、自分の可能性を信じて伸ばすことだと思います。
あなたにとっての大いなる成長を、ここにいる保護者の方と共に期待をして、式辞とします。