学校日記

令和3年の新春に寄せて

公開日
2021/01/02
更新日
2021/01/02

日々のできごと

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令和3年の幕が開きました。
旧年中は、年度が新しくなる前の2月より新型コロナウィルス感染症の影響で臨時休校となり、緊急事態宣言等も出されるなど、大変な年となりました。そしてこの大変な状況は、残念ながら今も続いております。これまでも、そしてこれからも、新型コロナウィルスによる難解な課題や対応は続くことになろうかと思いますが、生徒と職員がともに力を合わせて、この局面を乗り越えていければと考えております。
また、本校としましては学校再開直後に発生した交通死亡事故により、未来ある尊い命が失われるという悲しい出来事もありました。悲しい事実を忘れることなく、深い悲しみを乗り越えて、生徒がまた一歩ずつ進むことに職員一同全力を傾けて行きたいと思います。
いずれにしましても、様々な困難や悲しみに直面した状況下で、生徒の皆さんの頑張り、保護者の皆様の理解、そして、地域の方々が一丸となって本校に注いでくださった愛情や優しさに、強く感動し、感謝をした一年でもありました。
本当にありがとうございました。
そして、令和3年も引き続きよろしくお願いいたします。

令和3年を迎える年末年始のニュースも、残念ながら新型コロナウィルスがその多くを占めています。感染者はなかなか減ることがないまま年末年始を迎えました。ここから先どうなるのか心配な状況になります。
しかし、必ずやってくる未来に向けて私たちはどう対処するのか、考えなければいけません。
また、あなた自身の未来をどうしていきたいのか、今こそ考えなければいけません。
その対応の仕方によっては、未来は明るくも面白くもなるものだと思うのです。
コロナを理由にただ不安がって何もしないのではなく、コロナを理由に何事にも批判的・否定的になって動かないのではなく、こんな時だからこそ、あなた自身の未来をしっかりと描き、どんな小さなことでもあなたができることに取り組むことこそ、何より大切なのではないでしょうか。

太陽は 夜が明けるのを待って昇るのではない
太陽が昇るから 夜が明けるのだ

兵庫県の小学校教師で、戦後教育に大きな影響を与えた、東井義雄氏の言葉です。
未来をただ待つのではなく、自ら未来を切り拓くことを大切にしてほしいと思います。
今年度の学校の目標としている言葉も、「可能性への挑戦」です。今ある世の中のネガティブなものに感化されて無気力となるのではなく、今の状況を跳ね返すように、自分の未来に向けてポジティブに考え、あなた自身の可能性を伸ばしていってほしい、そんな1年になることを期待しています。

令和3年が、皆様にとってよりよい年になりますようにご祈念申し上げます。