安城市「交通死亡事故多発非常事態宣言」発令!愛知県「交通安全年末緊急アピール」発信!
- 公開日
- 2022/12/17
- 更新日
- 2022/12/17
日々のできごと
このウェブサイトをご覧の本校区関係者の方はご承知のことと思いますが、本校区で去る12月2日に交通死亡事故が発生し、学区の方の通問い命が失われました。
事故現場は高棚町の見通しの良い市道で、横断歩道も完備されている一直線の道路です。時刻も午前7時と生徒や児童の登校する時間とやや重なることもあり、学校では生徒指導主事より翌日には事故の概要等を生徒に伝えたうえで、「防衛」に徹した交通安全の意義を再度連絡しました。
安城市では、交通事故の抑止及び交通事故死傷者数の減少を目標に、全市を挙げて各種交通安全施策を推進しています。
しかしながら、この事故の起きた12月2日、そして、11月19日と、相次いで交通死亡事故が発生しました。
本市では今年、6人もの尊い命が奪われています。
死亡事故に関しては、本校中学3年生も2年前に犠牲となりました。
本校としては忘れることのできない悲しい出来事です。
そして、防衛に徹した自らの身を守る交通安全について、学校でも生徒に強く訴えています。
安城市では、12月31日まで、悲惨な交通事故によりこれ以上の命が失われることのないよう、「交通死亡事故多発非常事態宣言」を神谷学安城市長が発令しました。
改めて交通ルールの遵守と安全運転・安全通行の実践を広く呼び掛けるとともに、安城市交通安全条例に基づき、本宣言を発令するとのことでした。
年末は、師走の慌ただしさや日没の早さなどから、交通事故の多発が強く懸念される時期です。
交通事故は決して他人事ではありません。
悲惨な交通事故の当事者とならないよう、一人一人が交通安全意識を高めましょう。
そして、愛知県も同様の危機意識を持っています。
本件では、2019年から3年連続で交通事故死者数全国ワースト1位を回避していました。
しかし本年は、当初から交通死亡事故が多発しています。
11月30日現在の交通事故死者数は、昨年同期に比べ18人増加と、大変厳しい状況にあります。
例年、12月は死亡事故が多発する傾向にあります。
悲惨な交通事故を1件でも減らし、本年も引き続き、全国ワースト1位を回避できるよう、12月1日に大村秀章愛知県知事より、「交通安全年末アピール 県民の皆様へ 交通安全のお願い 」が発信されました。
交通安全を自らの、そして御家族の問題としてとらえ、交通ルールの遵守と安全行動を心掛けていただきますようお願いします。
歩行者は、明るい色の服装と反射材を身につけよう。
ドライバーは早めにライトを点灯しよう。
飲酒運転は絶対にしない!させない!
交差点では、ドライバーも歩行者も安全確認を徹底しよう。
以上、自らの命を守るための具体的な取り組みを、生徒の皆さんは意識して進めていきましょう。