2年1組 理科 磁界の授業
- 公開日
- 2020/12/13
- 更新日
- 2020/12/13
ギャラリー
2年生、理科の授業では、電気について学んでいます。
本日は、コイルに電流を流し、周りにできる磁界の向きを調べる実験を行いました。
無数の方位磁針を準備し、コイルのまわりに配置。電源をつければ、コイルに電流が流れ、方位磁針が一斉に動きました。並んだ方位磁針の針を遠巻きに眺めれば、まるで磁界が目に見えるようでした。実験を行う生徒は、「すごい!」「電気を流すと、磁力が発生するんだ!」と楽しそうに取り組んでいました。
「目には見えないけれど、確かにそこにあるもの。それを確認できた時、こみ上げるような喜びと好奇心で胸をいっぱいになるんですよ。」理科の教科担当は、後々こう語っていました。
生徒の心の奥にあるものもまた目には見えません。しかし、今日の授業では、興味・関心を喚起する実験がスイッチとなり、前向きに学ぼうとする気持ちが生まれたことがよくわかりました。笑顔で課題に取り組む生徒の姿が、まるで方位磁針のように、そこで生まれた気持ちを映し出す、そんな時間となりました。