学校日記

2年生 学年集会

公開日
2020/08/04
更新日
2020/08/04

ギャラリー

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 先週の立案会は、本日の4時間目に行う予定だった学年レクの打ち合わせでした。その中で、生徒の中から「コロナ禍の状況なので、学年レクを行うよりも、コロナ対策を僕らで考え、学年に発信したい。」との声が。それを受け、「だったら、学年集会を開き、その中で発信したらどうか。」副主任がこう話すと、「それなら、4クラスで役割を決めて、学年のみんながコロナ対策への意識を高められる話がしたい。」と、とある生徒が提案。そういう経緯で、本日まで、各学級の級長、庶務がそれぞれのテーマに沿って調べを進め、準備をしてきました。以下、本日の学年集会の様子です。
 まず、1組が「安城、碧南、刈谷の中で感染者が一番多いのはどこでしょう。」と言った3択クイズを交え、愛知県下における各市町村のコロナ感染者数を紹介し、学年全体で危機意識を共有。次に、2組が新型コロナウイルスの特性を伝えた上で、「私たちは、自分が感染しないという意識と併せて、人に感染させないという意識を強くもつべきだ。」と注意喚起をしました。その後、4組は予防の観点からマスクや手洗いの重要性を説明。加えて、規則正しい生活が免疫力を高めることをフリップを使って分かりやすく話しました。最後に3組が、新型コロナウイルス感染後には、約9割の人に後遺症が残ることを発表し、「大切な人を守るために、私たちにできることを、確実に行っていく必要があります。」と述べました。
 その後、各学級の団長が「安城でも19人もコロナ感染者が出ていることを知らなかった。もう身近なところまで迫っていると実感できた。」「最近、コロナ疲れで意識が薄れているのを実感した。でも、みんなで乗り越えてかなければならないと思う。」などと意見を発表し、学年全員で、互いを気遣うことの大切さを再確認できました。

 今日の集会は、暑い中でも生徒の言葉がじんわりと心に染み入る、心地よい時間となりました。それは、生徒が大切な人のことを真剣に考え、自分の言葉でまっすぐな思いを伝えたからに他なりません。
 現在、新型コロナウイルスの感染状況は悪化の一途をたどっています。そんな中でも、明中生の優しい気持ちが学校を支えてくれています。

「友達や、その家族、もちろん、自分の家族と自分自身。大切な人を守るために行動していきましょう。」
 集会での発表で聞かれたその言葉に、多くの生徒が大きく頷きました。
———コロナなんかに絶対負けたくない!