美味しい給食
- 公開日
- 2022/09/15
- 更新日
- 2022/09/15
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今日は話がそれますが、食の歴史というより食の習慣のお話をします。1日3食という現代と同じ習慣が定着したのは、江戸時代の元禄期頃です。この頃に1日3食の習慣が定着した理由は以下の事が考えられています。
・戦国時代の武士が体力をつけるために1日3回食事をとった習慣が庶民にも浸透した。
・1657年の「明暦の大火」という大火事で大被害を受けた江戸の町を復興するために集まった大工や左官などの肉体労働者が1日3回の食事をした。
・流通が発達して、屋台や飯屋など外食産業が栄えた。
・照明用の菜種油が広く出回り、人が起きている時間が長くなった。
以上のことから、現代と同じ習慣が定着したようです。ちなみにヨーロッパでは、エジソンが自分で発明したトーストの宣伝に一日3食をあげて広まったそうです。