美味しい給食
- 公開日
- 2021/11/09
- 更新日
- 2021/11/09
ギャラリー
今日の献立は、みんな大好きビビンバでした。ビビンバのお供は、ワンタンスープでした。
さて、今日の給食委員長さんのお話は、思わずふ〜んと言ってしまいました。
みなさんはかきと言われて貝のかきと果物のかき、どちらを思い浮かべますか?今日は果物の柿について話します。過ぎてしまいましたが、10月26日が「柿の日」であることを知っていますか?この「柿の日」は、柿の販売促進を目的として、全国果樹研究連合会のカキ部会によって制定されました。それでは、なぜ10月26日が「柿の日」となったのでしょうか。これには、みなさんも知っている有名な俳句がきっかけとなっていました。
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
これは、明治時代初期の俳人・正岡子規が、奈良県の法隆寺を訪れた際にしたためた句です。そしてこの柿の句が詠まれたのが、10月26日でした。またこの時期は、様々な種類の柿が真っ赤に熟す季節でもあります。こういった理由から、全国果樹研究連合会のカキ部会によって「柿の日」と制定されることとなったのです。大の柿好きとして知られる正岡子規は、他にも柿の句を多く残しています。旬の柿を食べながら俳句を一句したためてみるのもいいかもしれませんね。