学校日記

3月18日 6年生 修了式~人生の節目は成長の時~

公開日
2025/03/18
更新日
2025/03/18

6年生

卒業式前日の今日、修了式を行いました。

修了証を手渡した6年生に、校長先生は、卒業証書の意味について次のようにお話をしました。


卒業証書は、一人一人にとって、世界であなただけの1枚のものです。

卒業証書には、次のことが記されています。

1つ目は、あなたの名前です。

名前はだれがつけたのでしょうか。どんな意味があるのでしょうか。どんな思いを込めて生きていくかはあなた次第です。名前に誇りをもって生きていってほしいです。

2つ目は、誕生日が書かれています。

あなたは、自分が生まれた日のことについて覚えていないでしょう。だけど、家族のみなさんは、あなたが生まれた日のことをしっかりと覚えています。そして、今まで大切に大切に育ててきました。これからは、大切に育てていただいた自身の心と体を、多くの人の幸せのために生かしてほしいです。

3つ目は、番号です。

この番号は、桜井小学校開校以来65年間の卒業した人数を表しています。桜井小学校の歴史ともいえます。みなさんもその歴史に名を刻んだことを誇りに、堂々と前を向いて歩んでください。

最後に、日付が書かれています。

この日付は卒業したことを証明する日です。そして、新たなスタートをきった日でもあります。いわば、人生の節目の日です。人生の節目は、人間を大きく成長させます。

卒業証書は、この世でたった1つしかないあなただけのもの、言い換えれば、あなた自身ともいえます。

これからの人生、だれかをうらやましく思ったり、憧れたり、劣等感を覚えたりすることがあるかもしれません。でも、だれかに憧れ、だれかを目指しても、決してその人にはなれませんし、だれにも、あなたの代わりはつとまりません。だからこそ、あなたの魅力、あなたの長所を最大限に生かして、彩り豊かなあなたを創り上げてほしいと思います。