4年2組 道徳 「ひとりぼっちのYちゃん」 1
- 公開日
- 2020/07/09
- 更新日
- 2020/07/09
4年生
【あらすじ】
転入生のYちゃんは、あまり笑うことがなく、主人公の「私」は好きになれない。私はYちゃんに「あっちにいって」とか「話しかねないで」などと意地悪を始める。そのうち、クラスの他の子も意地悪を始めて、Yちゃんは独りぼっちになる。そのうち、みんながいじめているのを見て、Yちゃんがかわいそうになるが、今になってYちゃんの味方をすると「私」がみんなにきらわれるから、意地悪をやめられない。
ある日、先生が「今日は友達にあてて手紙をかきましょう」という。Yちゃんの「私はいちばんすきなまあちゃん」にしようかなと言う声を聞き、「あんなに意地悪をしたのに私のことが好きなの」と思う。
その日の帰りにYちゃんが2人の友達と遊んでいるところを、私とNちゃんでYちゃんから2人を引き離し、Yちゃんを独りぼっちにさせる。
次の日の朝、Yちゃんの日記を先生が読む。
「ひとりぼっちになった時、悲しくなって涙がぽろぽろ流れました。私に悪い所があったら言ってください。がんばって直します。」
先生が手紙を読んでいる時、私の後ろの席でYちゃんは泣いていた。「ああごめんYちゃん・・・。」私も涙がこぼれそうになった。