5年2組 道徳 研究授業 「思いやりについて考えよう 〜父の言葉〜」 1
- 公開日
- 2019/10/24
- 更新日
- 2019/10/24
5年生
今日は黒柳徹子さんが幼少時の思い出をつづった「父の言葉」という資料をもとに考えました。
【あらすじ】
黒柳さんが小さいころ、生涯松葉杖を使わなければなくなるかもしれない足の難病を患ったが、奇跡的に回復できた。あるとき、同じ病気で隣の病室にいた子が赤い松葉杖をついて歩いているのに出会うと、黒柳さんは思わずかくれてしまう。その後、その子の姿を見かけると、その子に松葉杖をついていない自分の姿を見せたくないがために、横道にそれるようになる。
ある日、黒柳さんが父と歩いている時、赤い松葉杖の子に出会う。黒柳さんは「だめかくれなきゃ」といって、父を引っ張り横道に隠れ、「あの子に足は見せられない」と半泣きになって説明する。
その時、父は「そんなにかわいそうと思うなら、かくれないで、行ってお話でもしてあげればいいのに」という。この言葉が、現在の黒柳さんのボランティアやユニセフの活動の出発点となっている。
5年2組の子どもたちは、自分だったら「話をする」か「かくれる」のかについて考えました。話し合いを通して、「話をする」のも「かくれる」のも相手のことを思うことがあることに気づき、相手のことを考えて行動することの大切さについて考えを深めていました。