学校日記

北中の卒業式に参列しました

公開日
2019/03/05
更新日
2019/03/05

お知らせ

 今日は北中の卒業証書授与式でした。春らしい日差しのなかすばらしい卒業式でした。
 楽しいこと、つらいこと、様々なことがあった中学校生活を終え、それぞれの道に進んでいこうとする卒業生とそれを見送る在校生、先生方、保護者の皆様の思いが詰まった式でした。
 国歌、北中健児の歌以外に、卒業生が「群青」という曲を歌いました。
 この曲は平成24年度の福島県南相馬市立小高中学校卒業生と当時の音楽の先生がつくった曲です。「南相馬市」というとお気づきだと思いますが、東日本大震災による被害を受け、福島第1原発の事故によって避難を余儀なくされた地域の中学校です。(平成24年度卒業生は1年生の3学期に被災)全国にばらばらになってしまった仲間たちのことを思ってつくられた曲です。曲の後半にでてくる「きっとまた会おう あの町で会おう、ぼくらの約束は 消えはしない」というフレーズが心に残りました。
 また、最後に全校で歌った曲は「キセキ 〜僕らの足跡〜」です。この曲は北中生たちが作詞した曲で、曲中に何度も「この北中が 僕らは大好きです」というフレーズが出てきます。
 中部小学校のほとんど子が進学する北中学校で、生徒たちが「この北中が 僕らは大好きです」と胸を張って歌っている様子をみて、とてもうれしく思いました。