9/26(火) 下水道出前講座
- 公開日
- 2017/09/27
- 更新日
- 2017/09/26
4年生
安城市役所下水道課の4名をお招きして、下水道出前講座を行いました。机の上に用意してくださったいくつかの水を、自分たちで調べました。
シャーレに入ったA・Bの水では、どちらも無色透明で無臭でしたが、試薬を使い、色の違いからどちらが汚い水か調べました。調べてみると、水道水は「きれいな水」で、もう一つの水は、「魚が住めないほどの汚い水」ということが分かりました。一体どんな汚れなのかと疑問をもちましたが、講師の方からペットボトルキャップたった1つ分のジュースが入っているだけと聞いて、たいへん驚いていました。
下水が入っている1・2・3と書いてあるペットボトルでは、実際ににおいをかいでみて体感しました。1は、下水処理場にきたばかりで処理前の水でしたが、非常にくさかったです。しかし、微生物を使って汚れを食べてもらったという2のペットボトルでは、上澄みは透明になっていて、においはもうほとんどありませんでした。どんな微生物なのか、説明や動画で教えてもらい、薬ではなく生き物の力で水をきれいにしていることに感動していました。また、微生物を殺してしまうもの(油など)を流すと大変なことになると知りました。3では、さらに活性汚泥を除去し、薬できれいになった川に戻す直前の水で、もうほとんど水道水のようでした。
とてもインパクトのある講座となりました。牛乳を少し流すだけでも、お風呂約11杯分もの水で薄めないといけないということを知ったり、すごくくさかったあの下水を流しているのが自分たちであるということに気付いたりしました。水道に何でも流してはいけないということを学ぶことができました。