アマゴの予定でしたが、ちょうどよいサイズのアマゴがなくて、イワナになりました。どちらの魚も、きれいな、冷たい水でしか生きることのできない魚です。
つかみ取りをする場所は、自然の川ではなく、専用に整備された人工の川です。安全に楽しく、つかみ取り体験ができます。

生まれて初めて、生きて泳いでいる魚をさわった子がほとんどでした。養殖魚ですが、始めはとってもすばしっこくでなかなか捕まりませんでした。

だんだん慣れてくるのと、しだいに魚が弱ってきたことで、捕まえることができるようになり、あちこちから「やったー」「イワナとったどー」という歓声が聞こえてきました。
途中から雨が降ってきて、カッパを着ての体験になりましたが、雨など気にせず楽しみました。

自分たちで取ったイワナを、カウンセラーさんに腹を割いてもらって、内臓を取り出します。「命をいただく」体験を通して、「いただいた命によって自分の命があること」に気付き、「食べ物を粗末にしないこと」「命を大切にすること」を学びました。

イワナを焼いてもらっている間に、五平餅を作ります。ビニール袋の中に入った一人分のご飯を手でもんでつぶします。最後に串に刺して、形を整えて完成です。

炭火で焼いたイワナの塩焼きは、とてもおいしかったです。川魚を初めて食べた子も多かったのですが、ほとんどの子が「おいしい」と言っていました。「もう一匹食べたい」と言う子もいました。さっきまで泳いでいたイワナです。新鮮さが違います。
人間は命をいただいて生きています。

自分でつぶして、成形したした五平餅を炭火であぶって、特製味噌だれをつけてたべました。香ばしくて、甘辛い味が口いっぱいに広がって、とてもおいしかったです。中には「たれをご飯にかけて食べたい」と言っている子もいました。

午後はシャータイムです。昨日からの汗や、すすを洗い流しました。今年からきれいになったシャワールームは快適でした。シャワー後のアイスクリームも最高！

キャンプの定番、カレーライスを作りました。２回目の飯ごうすいさんということで、どの班も手際よく作ることができました。

ご飯を炊く時やカレールーの水加減はちょうどよかったです。

デザートはバナナです。

カウンセラーさんや、先生に手伝ってもらわなくてもできるようになりました。

おかわりもしました。

自炊はこれで最後です。食事の準備、片付けの大変さがわかりました。

雨の心配があったので、楽しみにしていたセレクトタイムのナイトウォーキングは中止し、全員が管理棟で星の話を聞きました。

星の話の後は、カウンセラータイムで楽しみました。先生方も飛び入り参加して盛り上がりました。

テントサイト横を流れる沢です。自然の中で学ぶ４日間です。

お借りした、飯ごう、やかん、食器などを心を込めてきれいにしました。完了後は、チャレンジタイムです。川遊び・焼き板づくり・ペンダント作り・イニシアティブゲームの４コースに分かれて活動しました。

自然教室１日目の様子を紹介します。
横断幕に画かれたスローガンを発表しました。
校長先生のお話の後、４日間お世話になるカウンセラーさんの自己紹介がありました。

管理棟のすぐ前までバスが着きます。重い荷物を担いで、長い距離を歩くこともなくなりました。