田植え機を使った田植えを見ることもできました。機械で植える速さは、手で植えるのより何倍も速く、驚きでした。

　古井町環境保全会とJA古井支店さんの協力により、５年生が田植えに取り組みました。保全会の方々に、苗の植え方を教えていただき、手作業による田植えをしました。ぬかるんだ泥に足をとられながらも、ていねいに苗を植えることができました。

　少し風がありましたが、自分たちが掃除を行ったプールに元気よく入りました。最初は水慣れで、２５ｍ歩きました。久しぶりのプールで歓声が上がっていました。次に２５ｍ泳ぎました。泳ぎ方を確かめながら大きく泳いでいました。
　なお、この日は空気がひんやりして、水温も低めでしたので、午後に６年生のみプールに入りました。

*

　今日は国際学級で研究授業。数の数え方に気をつけて、かいものごっこをしました。ペット屋さん、文房具屋さん、やおやさんへペアで行って、ほしいものを買いました。バナナは〇本、トマトは〇個、犬は〇匹、正しい数え方を学びました。

　古井町環境保全会の皆さんのご協力により、５年生が水田のしろかきを見学しました。昔は手で行っていたものが、今では機械でたいへん早くできます。子どもたちは、説明を聞いてしっかりメモを取っていました。いよいよ明日は、田植えです。

　きれいな水がはられたプールを囲み、プール開きが行われました。プールの授業は、来週の月曜日から、学年ごとに始まっていきます。

　自然教室の解散式が行われ、代表児童や校長・カウンセラーからの話がありました。
　家族のいないところで生活するには、たくさんの我慢と協力が必要です。子どもたちは、家族のありがたさ、食べ物の命のありがたさ、そして、仲間のありがたさを感じながら、期待以上の頼もしさと優しさを見せてくれました。このわずか４日間の経験が、きっと大きな自信となって、これからの学校生活にも発揮されていくと思います。
　５年生の皆さん、本当によく頑張りました。とても誇れる祥南っ子です。素敵な自然教室を、ありがとう！

　予定より10分ほど遅れた12時10分に、バスは無事に学校へ到着しました。保護者の皆さんをはじめ、全校児童が「おかえり！」と５年生たちを出迎えてくれました。

いよいよ学校へ向けて出発です。子どもたちは少しうれしそう。家族と会えるのを楽しみにしているようです。予定通り10時15分の出発です。

たくさんの経験をさせてもらった自然教室。過ごしやすいようにいろいろ配慮してくださった管理人さんにお礼を伝えて、お別れしました。

まもなく退村式です。

*

*

来た時よりも美しく!!

「終わっちゃうなあ……」「早くお母さんに会いたい」「家のご飯が食べたい」「楽しかった!!」様々な声が聞かれた、最後の食事でした。

ソーセージの開け方がわからずに困っている子も。これも体験です。

最後の食事はテントサイトで。パンとソーセージとリンゴジュース。そして、非常食だったカロリーメイト（持って帰る子もいます）も。お茶は帰りのバスでも飲めるように配りました。

気持ちの良い晴天の朝を迎えました。みんな、しっかり眠れたようで、体調不良者の報告はありません。朝の集いでは、元気に「JANG DARA RING」を踊りました。ゲームの「猛獣狩りに行こう」も盛り上がりました。

今夜は管理棟で眠ります。「みんな、おやすみ!!」の温かなあいさつが交わされていました。いよいよ明日は帰れる、という楽しみと、キャンプが終わってしまう、という二つの気持ちが交錯している子が多いようです。みんな、良い夢を!!