最新更新日:2024/05/03 | |
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NIHONGI美術館〜1年 ながーーーいかみから〜
1年生の昇降口や教室の掲示板は、なかなかユニークな作品が並んでいて、見ていて楽しくなってしまいます。
今回の作品は、「ながーーーいかみから」 みんな、細長い画用紙を渡されて、自分の思い描くながーいものを絵にしていきます。 その発想が何とも素敵です。 迫力を感じてもらうために、写真はちょっと加工してみました。 まずは、「ラーメンやさんのラーメン」 きっと、実際にここまで麺をのばし、ふーふーする人はいはないかもしれませんが(笑)、ラーメンでこんなにダイナミックな食べ方をするほど、おいしかったり、熱かったり、いろんな経験をしたんだな…って思いました。 よく見ると、本人はちょっと離れたところに遠近法のようにこちらを眺めています。 おうちの方がよほどラーメンをおいしそうに食べてたんだろうなと、ほほえましく思いました。 次は、「もものうえのアイスクリーム」 ももがのっているだけでも大きくてぜいたくな味わいですが、そこに何個も何個もアイスクリームがのっています。やはり、こうしてアイスを食べたり、こんなアイスを間近で見たりしながら、その長さを体感したんだろうな…って思いました。 日常の何気ない経験は大切で、子供たちにとって時に大きな驚きや感動、強い印象につながるものなんだと、大きく高く強調されたアイスの姿を見てほっこりしました。 そして最後は…、これ、なんだと思いますか? なんと、「チョッカクガイ」 ほーっ、貝ですか…とおもうなかれ。 なんとチョッカクガイは、すでに絶滅して化石になっている古代生物です。 今から、4億3千年くらい前までいた生物だそうです。 パーティやクリスマスなどに使う長いトンガリ帽子からイカが顔を出しているような姿をしていたと考えられていて、大きいのは10メートルくらいもあるようです。 そんな古代生物を知っていて、イメージをして泳いでいる姿をよみがえらせるなんで、とても素敵です。 興味に沿って得られる知識を頭にいれて、自分なりに整理する力がきっと身につくのもこの頃なんだろうなと思います。長いというところから出てくるこの発想力と博士ちゃん並みの知識を、いつまでも大切にしてほしいなと感じ、その博学さに誇らしくも思いました。 ながーーーい紙という真っ白なキャンバスひとつでも、1年生の子供達もそうですが、みんないろいろな経験や感性を働かせて表現しているというのがとても素敵だと思います。 校庭ではアサガオも育ってきています。 ぜひ学校に散歩がてらお子様とお越しいただければと思います。 |
安城市立二本木小学校
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