広島の原爆を実際に体験された岡畠さんのお話を聞きました。原子力爆弾の威力や被爆されたときの様子を話してくださいました。岡畠さんは、約３０年間、安城市の小中学校で、原爆の恐ろしさを話してくださっています。６年生も、実際に原爆を体験された方から直接お話しを聞けることは、とても貴重な経験でした。

１０月１０日（木）、市危機管理課の方に来ていただいて、学校にあるマンホールトイレの設置の仕方や使い方、仕組みなどを教えていただきました。避難所生活で大きな不安材料であったトイレでしたが、作り方も比較的簡単なものでした。子どもたちは「思ったよりも普通のトイレで安心した」「実際に避難所生活になったら、自分たちでも組み立てられるから手伝いたい」など、実際に体験したことで安心感や自分が地域の人のために活躍したいという気持ちが高まりました。

１０月８日（火）に総合的な学習の時間の一環で防災クッキングをしました。「大地震が発生後、自宅の安全が確認できて、家での生活を再開するものの、電気・ガス・水道のライフラインが復旧できていない」という設定で子どもたちが調べた防災食を作りました。水の節約を意識するために、ペットボトルに入れた水のみを使用し、洗い物が減るように、ビニル袋で調理したり、皿などにラップを敷いて汚さないように工夫しました。うまくいった班も、うまくいかなかった班もありましたが、震災を想定した料理ができました。９日（水）には、防災クッキングの問題点を話し合い、次に行うときは成功できるように改善点を考えました。１２月に実施する避難所体験に向けて、子どもたちの意識は一層高まっていました。

　今日は「なないろコンサート」でした。ピアノやフルート、ピッコロやピアノ連弾など、様々な楽器での演奏を聴くことができました。曲に合わせて上半身を揺らしたり、手でリズムをとったりして楽しい時間を過ごしました。

　６年間で印象にのこったこと、そこから学んだことをふり返り、卒業文集を書き始めました。「自然教室」「６年生最後の修学旅行」「特別練習」「クラブ活動」「習い事」というように一人ひとりのテーマは様々ですが、「一生に一度、一生残る卒業文集」ということもあり、みんな真剣に取り組んいました。