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最新更新日:2024/06/30 |
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夏休み作品展アーカイブ〜おうちの方との学びがあってこその活動(1年生の作品から)〜![]() ![]() それぞれの学年の子供たちも見学をしており、6年生からは「1年生めっちゃ絵うまい!」なんていうひとりごとを言っている子もいました。 自由研究や工作は、研究や問題を解決する、思っているものを形にする過程を学ぶ大事な活動です。 分野・領域・教科などを超えて、ふしぎに思ったことを追究したり、わからないことを深堀りしたり、普段は何気なくやってしまうものをトライしたりして、その記録をとり、その成果や新たに出た課題を整理してまとめるということは、なかなか学校のなかだけでは行えません。 しかも、一人一人思いや考え、興味・関心が違います。 そこにおうちの方が寄り添って研究活動を進めることで、学ぶことや調べること、考えることなどの道筋ができてきます。 そんなことを象徴するような素敵な自由研究がありましたので、ここで少し紹介をします。 1年生の研究です。 オタマジャクシがカエルになるところを自由研究でまとめました。 表紙裏には、おうちの方の字で、 「けんきゅうのどうき」 「けんきゅうのもくてき」 「けんきゅうのほうほう」 と書かれています。 そこに、お子様の字で「おたまじゃくしをかいたいから」「かえるになるのをみる」なんて書いてあります。 おそらく、「なにやりたい?」「どうやってやる?」「じゃあ、なにがいる?」なんて聞いていただきながら、少しずつ準備をして進めていったのだということがわかりますし、手順を示すことで、お子さんもだんだん「こうやってやってくのか」ということがわかってくると思います。 次のページからは絵日記に。 「おたまじゃくし5ひき、たにし3ぶきつかまえた。」と、絵も添えて書いてあります。 このあと、きっとおうちはオタマジャクシやらタニシやらカエルやらがいて、ちょっとにぎやか!(^^)!だったかもしれません。 最後、「かえる2ひき、おたま3びきをいけにかえした」で終わっています。 表紙裏にふたたび注目です。 おうちのかたは、「けんきゅうのけっか」として、空欄を作って、それを調べる活動の中心に据えています。 ・何日でカエルになったのか。 ・エサは何を食べるのか。 ・こめつぶ・パンくずはどうか。 ・カエルはしっぽが長くても同じところ、ちがうところはないか。 それにお子さんが答えています。 このことを調べるために毎日研究を続けているということがわかります。 わたしたちもそれを見て、「えっ!変えるってまだしっぽが残ってても飛ぶんだ!」 大げさかもしれませんが、実際、オタマジャクシからカエルにかわる様子を毎日観察する機会なんて、ここを逃したら人生のなかでないのかもしれません。 それを、おうちの方と経験できたことはとっても大切だと思います。 最後に、けんきゅうのかんそうの欄には、 「まいにちみるのがたいへんだった」 とありますが、それを支えてくださったおうちの方がいてからこその研究だったと思います。 お子さんのせいちょうのためのひとつの材料として、こういった方法を始め、それぞれのご家庭でいろいろ工夫をされたと思います。 ご協力に感謝します。 ![]() ![]() |
安城市立二本木小学校
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