昨日の下校後に、安城市社会福祉協議会・作野福祉センター主催で「認知症サポーター養成講座」を会議室で開催しました。生徒のみなさんと職員の１５名ほどの参加を得て、約１時間認知症についてともに勉強しました。講座の中では、認知症についての基本的な知識から、認知症に関する〇×クイズ、認知症の人と接する場面を想定したグループワークに取り組みました。

　基本的な知識の学習では、「認知症の人の忘れる」と「私たちの忘れる」の違いから教えていただきました。一つの例として、ある出来事の内容のみを忘れるのではなく、その時間がすっぽりと抜けてしまうといったことを教えていただき、大きな驚きを感じました。それ以外にも、「認知症」という言葉は知っていても、実際にはほとんど知らなかったことを改めて感じました。

　長い人生の中で、実際には多くの人たちが「認知症」に関わっていくと思います。そんなとき「どうしたらよいのか」などを考えるきっかけになりました。講座を企画していただいた社会福祉協議会のみなさん、ご協力いただいたチームオレンジのみなさん、参加してくれた生徒のみなさん、素敵な時間をありがとうございました。