「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」に合わせた本校での交通安全指導の進め方について
- 公開日
- 2021/05/22
- 更新日
- 2021/05/22
日々のできごと
保護者向けに文書を配布しましたが、改めてこちらにも同様の内容を示します。
愛知県は令和3年4月1日より、「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」を施行し、学校や保護者、自転車利用者に対し、安全に自転車を利用するための教育や日常での点検、ヘルメットの着用(10月より年齢問わず努力義務)や自転車損害賠償責任保険等への加入(10月より義務化)等の取り組みが求められております。
本校は昨年度、大切な仲間の命を通学途中の交通事故で失うという痛ましい出来事がありました。二度と犠牲者を出さないという信念のもと、防衛運転を大切にした指導を徹底するとともに、愛知県での本条例の施行を受けて、以下のように取り組んでいく予定です。
保護者の皆様におかれましても、大切なお子様の命を守るため、協力して指導・対応をしていただきますようお願いします。
1 本条例で学校に求められている内容と本校としての取組
〇自転車の安全で適正な利用に必要な知識と技術を習得させるよう努める。
・今年度は自転車通学生徒(特別許可も含む)に対して教職員で自転車点検を実施。
・来年度以降は全生徒に対し各自で点検できる日常点検方法の周知を実施する予定。
〇自転車の安全で適正な利用に関する教育等の実施
・全学年で交通安全教室(愛知県警察協力)を実施。自転車安全利用五則の徹底を図る。
・学級活動・通学団集会で、具体的場面・状況を示した交通安全指導の実施を進める。
〇乗車用ヘルメットの着用及び着用促進【年齢を問わず努力義務化 10月より】
・安全基準のあるヘルメット着用の推進。ヘルメット購入補助制度の情報提供をする。
・卒業後もヘルメット着用を推進し、高等学校との安全指導の連携を進める。
・安全な登下校ために義務付けているヘルメット着用に対し、助言・指導をする。
〇自転車損害賠償責任保険等への加入及び加入促進【義務化 10月より】
・県での義務化に向け、加入状況確認シート等の情報提供・加入確認を進める。
・PTA等と連携して自転車損害賠償責任保険付帯の総合保険等の情報提供を進める。
2 本条例で保護者に求められている内容
〇子供に、自転車の安全で適正な利用に必要な知識・技術を習得させるように努める。
・自転車の基本的構造や日常点検の方法、不具合の対処方法、基本的な乗り方の指導。
・定期点検整備や、側面に反射器材を備える等の事故防止・盗難防止策を講ずる努力。
〇子供に、自転車の安全で適正な利用に関する教育を実施する。
〇保護者として、子供に乗車用ヘルメットを着用させるよう努める。
〇子供の使用する自転車は、自転車損害賠償責任保険等に加入しなければならない。
3 本条例で生徒に求められている内容 〜「車両の運転者としての責任を自覚」〜
〇「自転車は車両」 安全知識・乗車技術の取得、交通ルールの遵守、歩行者への配慮。
〇「点検は確実に」 自転車の定期的な点検や事故防止・盗難対策等の実施。
〇「大人も子供もヘルメット着用」 自分に合った安全基準のあるヘルメットを着用。
〇「万が一のための保険は義務」 事故による損害賠償を保証する保険加入は義務化。