学校日記

明日への希望の話をしよう 3〜学校からの学習支援と「自己設計力」(自分デザイン)〜

公開日
2020/04/23
更新日
2020/04/23

日々のできごと

https://swa.anjo.ed.jp/anjo26/blog_img/5610309?tm=20240801103549

現在、各先生がそれぞれの立場で、こうした状況下での生徒の家庭学習の推進ができるように取り組んでいます。
1年生の先生方はeライブラリのメッセージ欄での投稿を始めました。現在、他学年の先生方も含め、本当に多くの方が投稿しています。みなさんはもうメッセージを開きましたか?学校内のかなりの皆さんがeライブラリでの学習を展開していることをこちらでも把握しています。まだの人はいませんか?開き方がわからないなどの方は、ぜひ担任の先生にお電話ください。
2年生の先生方や英語部の先生方は、こうしたものに加え、実際に沿革でも皆さんの予習や復習のお手伝いができないかと、様々なメディアを使ったかなり先進的な取り組みを進めています。これを公開し、他教科・他学年でも広げていければいいなと思っています。技術的な面では保護者の皆様で詳しい方も多いと思います。またアドバイスをくだされば嬉しく思います。
3年生は進路指導主事を中心としてメッセージを本ウェブサイト上に展開を始めています。こちらも他学年等に広がっています。
さらに、学級や学年ごとにメール等を使い、お知らせをすることも今後出てくるかと思います。お子様あてのメッセージの場合もありますので、またお知らせ頂けたらと思います。

ただ、学校と違うのは、メッセージを伝えたり、学習教材等を提供したりすることはできても、皆さん自身がやる気を出して学びに向かってくれなければ、なかなか前に進めません。ぜひ「一日〇時間」「5月6日までに○○を完璧にする」などと、やるべきものをしっかりと計画時間をもち、その目標に向けて頑張ってほしいと思います。


学校教育目標実現に向けて育成すべき力のひとつとして、「自己設計力」(自分デザイン)をあげました。
これは、自分の生活や自分の取り組むべき姿勢、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の自分を改善するサイクルを、自分自身で創り出し、他の仲間とのかかわりあいを通して、自分にとって最適な生活スタイル(自分スタイル)を創り出す設計を中学校の段階でしていきましょうというものです。
社会がこのような事態になる前に考えたものですが、今となってはまさに家庭での生活が長く続き、この部分の重要性を痛感しています。
学校再開後、本校では生活を振り返るための手帳を活用していきます。そのサンプルについては一部学年で配布され、自由に記入するようになっています。予定や提出物、明日の連絡等を記入するとともに、1日ごとに日常を記録し、何を学習したか、何をやったかなどを自分のために記録します。1週間全体を見通した時、「自分の生活をよりよくするためにはどうしたらよいか」を考えていけるようにしたいと思います。
また、なかなか学校が再開できていませんが、今年度は各教科での「予習」「復習」の充実と、普段の学習との連動といった一連のサイクルを考えていきたいと思っています。このサイクルを丁寧にすれば、その学び方を使って、今後も様々な教科・領域の学習に取り組めるはずですし、社会に出てもこうした姿勢は身に付くはずです。学びの方法を自分のスタイルに定着できるような取り組みを進めていきます。

写真は、技能五輪出前講座の時の現3年生の集合写真。講師の森さんが、しっかりと目標を見据えて日々練習を積み重ね、世界有数の技能を身につけていったことは皆さんも覚えていると思います。一歩ずつ学びを進めるには、自分の取り組み方を考えていくことも大切。今年度の本校の大きな柱ともなっています。ぜひ今日一日、5月6日まで自分はどう過ごすか、1日をどんなサイクルで過ごすか、考えてみてくださいね。
先生達もしっかりサポートします。