こどもたちのいない運動場で・・・3
- 公開日
- 2019/08/05
- 更新日
- 2019/08/05
学校日記
飼育小屋の前に置かれたヒマワリの花に、黒いずんぐりとしたハチが来ていました。このハチはタイワンタケクマバチとよばれ、いわゆる外来生物です。およそ10年前に国内で初めて、お隣の豊田市で見つかりました。
幼虫は枯れた竹の材の中で育ちます。日本に入ってきたのも、おそらくは輸入された竹材に入ってきたのではないかと考えられています。
日本の環境は、このハチにとって好適だったようで、10年もたたないうちにすっかり身近な虫の一つになってしまいました。作野小でも毎日、花壇に3頭ほどがきています。ファリナセア(青いサルビア)の花が好きなようで、そのあたりで待っていると黒いハチが飛んできます。
参考までにこのハチの侵入によって在来のクマバチには、キムネクマバチという新しい名前が付けられました。