楽しい時間の後は、仲良く一緒に給食を食べました。
　１年生にとって６年生は、大きなあこがれの存在です。この心のつながりが、お互いを成長させてくれました。
　いよいよ、今週木曜日が卒業式です。

　もう一方のペア学級では、「箱の中身はなんでしょう？」クイズやおにごっこをしていました。みんな、よい表情で、お別れ前のひとときを楽しんでいました。

　１年生の企画による「６年生ありがとうの会」がそれぞれのペア学級で行われました。一つのクラスでは○×問題で盛り上がっていました。１年生は、この問題作りのために、いろいろ取材に走り回っていました。難しい問題もあり、６年生に楽しんでもらえたようです。

　最後の全校集会が行われ、表彰の前に、６年生が「自分たちの思い」を伝えてくれました。
　代表の子たちから「あはは」がしっかり取り組めたことや通学班で安全に登校できるように気を配ったこと、つなぎ鉛筆の活動でアフガニスタンの子どもたちとつながりを感じたことなどの話がありました。
　そして、「安城で一番すばらしい祥南小学校の『よさ』や『元気』『やさしさ』を引き継いでいってください」「小さなことからこつこつと積み上げることも大切にしてください」とのことばに続いて、「私たちのバトン、皆さんに渡します」と宣言しました。

　東日本大震災から６年が経ちました。未だに行方不明の方や故郷に帰れない方がたくさんいます。６年前と同じ気持ちで、東北の方の心に寄り添いたいと思います。
　学校では、土曜日の今日、半旗が掲げられました。

　職員からも歌と踊りがプレゼントされました。ゆずの「タッタ」という、まだCDが発売されていない曲です。
「たった一度きりの人生　勝った負けただけじゃねえぞ　死ぬほど転んで見つかる　大切な宝物もある」「急がなくていいよ　ちょっと寄り道もしようぜ　何度でも幕は開けるよ　スタートライン　さあ位置についたら　ヨーイ・ドン！」
　６年生からはお返しに、グリーンの「奇跡」が歌われました。

　どの学年も温かな発表で、６年生も在校生も涙を流している子たちが見られました。素敵な時間を全校で過ごすことができました。
　

　４年生からプレゼントされたカードを、６年生の子どもたちは感心しながら見ていました。
　続いて、５年生がナレーションをしながら、思い出のスライドが映し出され、６年生も自分たちの幼い頃の姿に大喜びでした。また、転勤した元担任からのビデオメッセージも流され、やさしく応援してくれている話を、６年生はうれしそうに聞いていました。

　３年生は、６年生が３年生だった時の学芸会の劇を使っての発表。よびかけとともに、「アイウエオリババの歌」や「ココロの地図」を歌いました。「６年生の皆さんからたくさんのパワーをもらいました！」「たくさんの思い出をありがとうござしました！」のことばが心に響きます。
　４年生は、「翼をください」の合唱をユニークな演出で聞かせてくれました。会場は温かな笑いに包まれました。
　（「卒業生を送る会３」へつづく）

　今日の午後、卒業生を送る会が開かれました。各学年が心を込めて用意したプレゼントや出し物について紹介します。
　１年生は、ミッキーマウスマーチの替え歌で「ぼくらのがっこうのヒーローは　６年・６年・６年生！」とかわいらしく歌って、手紙入りのメダルをプレゼントしました。
　２年生は、６年生への感謝をことばで伝えたあとで、「世界に一つだけの花」を歌いました。この時点で、すでに何人かは涙があふれていた６年生の子たち。
　温かな時間が流れました。

　ALTのグレイス先生の授業は、本年度、今日が最終日となりました。５年生の教室を除いてみると、明るく元気に話すグレイス先生に対して、子どもたちも積極的でした。授業の後半では、様々な英語での質問に、子どもたちもどんどん英語で答えます。１年間の英会話力の進歩を感じました。
　最後にグレイス先生から「レベルが上がっていくと、もっと難しくなって困難にもぶつかるけど、ぜったいにあきらめないでがんばって！」といったお話がありました。子どもたちからは、一人一人がお礼の手紙を渡し（中には最後まで英文で手紙を書いた子もいました）、グレイス先生も感激してくださいました。
　祥南っ子を好きになってくれて、さまざまな楽しい形で英語の力を身につけさせようとしてくれたグレイス先生、本当にありがとうございました。

　卒業式までの登校日は、あと５日となりました。今日は、全校で、卒業式後の壮行会の練習を行いました。会の練習の後、卒業生を送る花道を作りました。卒業式当日は、卒業生が祥南小学校での思い出と中学校でがんばる気持ちを胸に、晴れやかな顔で巣立っていく姿を楽しみにしています。

　３年生「おこしもの」づくりの続きです。

　今日は、３年２組が「おこしもの」づくりを行いました。

　１年生がタブレットの使い方を練習していました。ＳＥさんも支援してくださりながら、写真を撮ってそれにスタンプや書き込みをし、保存の操作なども学びました。
　子どもたちはうれしそうに取り組んでいました。覚えの速さにはびっくりです。

　卒業式に向けて、在校生の練習も始まっています。式に出席するのは４・５年生。初めて参加する４年生も、緊張感をもって練習に参加してくれています。
　「お別れのことば」の中で在校生が歌うのは「変わらないもの」。すでに、とてもきれいな歌声です。そして、情感を込めて歌う子どもたちの姿も見られます。６年生への思いを込めて歌う在校生の様子に、担任たちは練習でも涙があふれそうになっています。

　アフガニスタンの子どもたちへ贈るために、つなぎ鉛筆を５年生が中心となって集めました。鉛筆をつなぐための穴あけ作業を、地域の方にご協力いただき、今日、届けてくださいました。使用済みの鉛筆の後ろ側には、きれいなくりぬき穴があけられています。これを使って、５年生の子どもたちがボンドで鉛筆をつないでいく予定です。
　５年生では、どのような形で贈ることが、一番意味のあることになるのか、いろいろ話し合ったようです。地域の方も、この穴をあけるために、ずいぶん時間をかけてくださり、鉛筆の粉で上着が一着ダメになるほどのご苦労をされました。祥南っ子のために、本当にありがたいことです。
　お礼に、３年生が作った「おこしもの」を食べていただきました。

　とても上手にできたので、「おこしもの」を校長室まで届けてくれました。「醤油をかけてお召し上がりください！」とのこと。みんな、自信作だったようで、とてもうれしそう。たくさんあったので、夜、職員のみんなでいただきました。とってもおいしかったですよ。

　３年生のあるクラスでは、昔のお菓子作りの第２弾として、「おこしもの」づくりに挑戦していました。
　前回の他のお菓子作りよりも、さらに満足のいく、おいしい「おこしもの」ができて、みんな喜んで食べました。

　５年生のあるクラスでは、少人数で算数の学習を行っていました。輪投げの結果について、条件を整理しながら、順序よく考えていこうとする学習です。グループで話し合ってホワイトボードに説明を書き、全体でその内容を確認して、考えを深めていました。

　３年生のあるクラスでは、算数の時間にそろばんを使って計算練習をしていました。先週、地域の方に教えていただいたそろばんに、だんだんと慣れてきているようです。